こんばんは。風子です(^^♪
今日は15年前、あん子だった頃の
ブログの振り返りです。
(あん子のつぶやき goo blog)
長男ウリボーが中学3年生。
部活引退時のウリボーへの
お手紙です。
2009年7月20日
ウリボーへ
総体お疲れ様。
今日で部活も引退ですね。
覚えていますか？
あなたが卓球部の部長をやろうか
どうしようか迷っていると
言った時の事を。
母さんは君に話しました。
「何かの長というのは、
一番エライ人がなるんじゃないと思う。
偉そうに上からあーしろこーしろと
言うだけの人には誰も
付いていこうとは思わないよね。
何かの長と付く人は、
皆の事を一番に考えて、
皆の為に一番働ける人の事を
いうんだと思う。」と。。。
それからしばらくして、
「オレ、部長に立候補したよ」と
言いましたね。
ライフイズビューティフルの
歌詞に出てくる
♪君が乗り越えた壁は
いつか君を守る盾となって
君をそばでいつまでも支えるだろう。。♪
という部分を聞いて決心したと
そっと教えてくれましたね。
母さんはすごく嬉しかった。
君が母さんの云わんとする事を
理解してくれてるんだなと。
そして、
あなたが自分に新たな挑戦をした事が。
それから約1年。君は皆をまとめて、
とてもいい部にしたと思う。
皆の意見を聞いて朝練を始めたり、
副部長さん達と協力し合って
団結力を深めたり。
下級生達が慕ってくれるのが
その証拠だと思うよ。
きっと母さんが見る事の出来ない所でも
一生懸命頑張ったんだと思う。
君なら出来ると
母さんは信じていました。
あなたは素直で本当に優しい子です。
優しさは決して弱さではない。
優しい事は一番の強さです。
他人を思いやれる人は
他人の為に強くなれると思うのです。
だから自信を持って、これからの人生も
強く優しく生きていってください。
あなたは母さんの
自慢の息子なんですから。
今日の試合は、本当にいい試合でした。
ものすごく悔しい思いをしたと思うけど、
この経験は一生の宝物です。
そしてこの経験は
ケツメイシの歌詞の通り、
ずっと君の心の支えになると思います。
母さんにも素敵な経験を
させてくれてありがとう。
そして本当にお疲れ様。
君の一番の応援団長の母より
長男はどちらかというと
自分を主張せずいつも自分より
他人の意見を尊重する子供でした。
負けず嫌いの弟の為に
わざとゲームに負けてあげたりも
していました。
だから部長に立候補するなんて
本当にビックリしました！
子供の成長は突然やってくるんですね。
伸びしろや可能性は無限大です♾️
ウリボーの事は心配する時期が
長かったように思います。
友達にいじられてないかな。
言いたい事我慢してないかな。
だからあらゆる所で小さい頃から
自分の気持ちを伝える練習を
してきました。
病院に行った時は、
いつから、どんなふうに
辛くなったのかを
自分で医師に伝えられるように
幼稚園児の頃から練習しました。
友達にいじられて傷付いた時は
自分はそういう事をやられてすごく
嫌だったんだと伝えてごらんと
アドバイスしました。
全部が全部うまくいかなくても
伝わる人には伝わるから。
今では程よく自己主張が
出来るように育ってくれたと
思います。
ちょっとお調子者にもなった
ような気もしますが…😅
でもやっぱり人より
我慢してしまう事も
多いんだろうな。
家庭をもって
1児の父となった長男。
また私とは違う子育てを
していくんだろうな。
どうか
優しい人が生きやすい世の中
でありますように。
